10位で出た松山英樹(26=LEXUS)は1イーグル、1バーディー、4ボギーの71とふるわず、通算1アンダー209で16位に後退した。首位とは11打差となってしまった。ショットの感触には手応えがあったものの、グリーン上で苦戦。チャンスを生かせず、優勝争いは厳しい状況となり「まず自分の今、課題としていることをしっかりとやって、また来年のシーズンに向けて1つでもきっかけが見つかればいいなと思います」と淡々と話した。

難しい1番はティーショットこそフェアウエーに落としたものの、第2打でグリーンをオーバー。寄せ切れずにボギーと苦しいスタートだった。4番パー4も3パットでボギーと流れが悪かった。6番パー5で2オンに成功し、イーグルを奪った。8番もバーディーとして流れをつかんだかと思われたが、後半もパットが決まらず勢いに乗れなかった。松山は「やっぱりパターが入らなかったら仕方ないと思う。ただ6番アイアン、7番アイアン以上になるとうまく打てない。良かったのはほとんどショートアイアンで、ロングアイアンとアプローチ、パターは悪かったので、こういうスコアになりますよね」と表情を曇らせていた。