アン・ソンジュ(31=韓国)は最終18番で1メートルのパーパットを外し、今季5勝目を逃した。報道陣に囲まれると「しょうがない。私の実力がなかった」と、手で顔を覆い涙を流した。

首のヘルニアを抱えながら、優勝争いになると異次元の強さを発揮して今季4勝。前日までは正確なショットで、優勝に最も近い位置にいた。しかし、この日はパットが不調で「今日は、不安が多かった。不安があったから外した。いろんなルーティーンを変えてやってみたが、うまくいかなかった」と嘆いた。最後は「練習するしかない」と声を絞り出した。