河本と激しい優勝争いを繰り広げた脇元華(21=UMKテレビ宮崎)が、惜しくもプロ初優勝を逃した。

学年は脇元が1つ上だが、ともに今夏のプロテストに合格した同期。通算9アンダーで並んで迎えた最終18番パー5では、目の前で河本がイーグルパットを沈めるのを見せつけられた。脇元もバーディーを挙げたものの、わずか1打及ばず2位となった。

「めっちゃ悔しいですね。3日間のうちで一番、ショットが悪かった。パットもタッチが合わず、流れにも乗れなかったです。14番で逆転して、15番のパー5でしっかりバーディーが取れなかったのが、まだまだ私の力が足りないところ。この試合は、本当に勝ちたかった」と残念そうだった。