男子ゴルフのブリヂストン・オープン(18日開幕、千葉・袖ケ浦CC)の練習ラウンドが17日に同コースで行われた。

石川遼(27=CASIO)は薗田峻輔、宋永漢(ソン・ヨンハン、韓国)とともにアウト9ホールをラウンド後、練習を挟んで記者会見場へ移動。といっても待ち受けたのは報道陣ではなく、校外学習でトーナメント会場を訪れている千葉市立小谷小学校の生徒100人だった。

“模擬記者会見”では子どもたちから「趣味は何ですか?」「休日は何をしているんですか?」などプライベートにも鋭く切り込まれ、苦笑するひと幕も。「一番うれしかった試合はありますか?」と問われると、最終日に「58」を出して優勝した10年中日クラウンズを挙げ「8年も前になりますが、まだそのベストスコアを更新できていない。これから更新できるように頑張りたい。その瞬間が、また新たな一番うれしい瞬間になると思います」と語った。

「大事なのは真剣に打ち込むこと、コツコツと積み重ねること。僕にとっては、それがゴルフだった。興味を持ったことにトライして、日々を楽しんでいってほしいと思います」と子どもたちにエールを送り、会場を後にした。