松田鈴英(れい、20)が、悔し涙を流した。首位と6打差3位から出て、一時は優勝した同組のアン・ソンジュに1打差に迫った。

15番まで必死に食らいついたが、16番でボギー、17番でダブルボギーをたたき、あと一歩でプロ初優勝を逃した。

結局は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72で、通算8アンダーの4位。

松田は、取材を受けながらも涙を止めることができず「前半はすごく良い感じでした。後半は経験不足で、落としてしまって、すごく悔しいです。最終組が初めてだったので、緊張もありました」と声を震わせ、言葉を絞り出した。

優勝したアン・ソンジュも「レイちゃん(松田)はうまかった。9番が終わった時点で、『このままでは勝てない』と思った。近いうちに、レイちゃんは勝てると思う」と、松田の奮闘を心から褒めた。