初の最終日首位発進で初優勝をねらった松田鈴英(20=ニトリ)は、スコアを3つ落とし、208、通算8アンダーで10位に終わった。

首位発進の緊張から、序盤から腕が縮こまり、2番から3連続ボギー。ショット、パットとも思うように打つことができなかった。5番、6番で連続バーディーを奪い、一時は盛り返したが、9番のボギーで勢いはストップ。

13番でバーディーを奪ったものの、最終18番で第2打をグリーン横の池に入れてダブルボギー。「単独首位だったので、(優勝争いをした)マスターズより少し緊張した。3連続ボギーは、結構取り戻すのが大変だった。(優勝争いの)経験は結構いるなと思いました。気持ちだけ。技術とかそういうこのじゃない」と話した。残り2戦に向け「優勝争いして優勝するのが目標だけど、今週もいい経験ができたので、来年に向け今年はやれればいい」と気持ちを切り替えた。