男子ゴルフのダンロップ・フェニックス(15日開幕、宮崎・フェニックスCC)のプロアマ戦が14日、同コースで行われた。

賞金ランクトップの今平周吾(26=フリー)は、世界ランク1位のブルックス・ケプカ(28=米国)と2年連続の予選同組。「すごいイメージしかない。飛距離と安定感。曲がらないし、パターもうまかったし、トータルが素晴らしかった」と振り返る。当時世界ランク10位の強豪は、さらに2つのメジャータイトルを積み重ねるなど、パワーアップして宮崎に帰ってきた。「力が違いすぎるので参考にならない」としつつ「今(世界で)一番調子がいい選手と回れるのはすごくラッキー。少しでも吸収できるものがあればいい」とうなずく。

バッグを担ぐ柏木一了氏がキャディー間で選ばれる「キャディー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたばかり。昨季は中国の世界選手権シリーズでスタート時間を勘違いして失格になり「ダメキャディー・オブ・ザ・イヤー」の称号を与えられてしまった相棒の“快挙”を「良かったです」と笑顔で祝福した。

賞金王レースだけでなく、世界NO・1の参戦で配分される世界ランクポイントもアップとなる見込みで「今週が一番大事な試合になると思っています」と気合を入れた。