松山英樹と星野陸也がお互いのボールを間違えて打ってしまう「誤球」で2罰打を科された。

石川遼を含めた3サムで回っていた2人は、前半14番パー4でともにティーショットを左ラフに入れた。先に松山が、続いて星野が第2打を打ったが、グリーン上でお互いのボールが違うことに気付いた。競技委員を呼び、2罰打を加え、それぞれもとの左ラフから打ち直した。松山は4オン2パット、星野は5オン1パットのダブルボギーとなった。

2人ともダンロップとボール契約を結んでおり、本来の星野のボールは松山のボールから3、4ヤード手前に落ちていた。処置に立ち会った競技委員は「2人は飛距離も近いし、同じスリクソンのボールで(パッティング用に)黒いラインが書かれているのも同じ。松山選手が先に打ったから、星野選手も疑いなく打ったんだと思う。お互いに間違えて打ってしまうケースはないことはないが、珍しい」と話した。

松山と星野は2オーバー、石川は1アンダーで折り返した。