ツアー通算2勝の西山ゆかり(36=アマダホールディングス)が、賞金シード権を失った。

最終日は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算7アンダー。ホールアウト時点で34位。今大会前までの賞金ランクは69位で、逆転でシード圏内(50位以内)に入るには単独2位以上に入ることが最低条件だった。

昨年のKTT杯バンテリンレディース杯で優勝している西山は「最後まで諦めずにやろうと決めていました。でもホールが進むにつれ、バーディーが取れないから、悲しい気持ちになっていきました」と気丈に話した。

後半戦で6戦連続予選落ちするなど不振に悩んだ1年を振り返り「地に足がついていなかった。あっという間に過ぎてしまった。結果を出せなかったことが1番ダメ。しっかり自分を戒めたいです」と語った。今後は来季のツアー出場優先順位を決めるQT(予選会)に進む。