小平智(29)が石川遼(27)、黄重坤(26=韓国)とのプレーオフを制し今季初Vでツアー通算7勝目。13年ツアー選手権、15年日本オープンに続く3つ目の日本タイトルを獲得した。

6季ぶりとなる日本ツアー本格復帰のシーズンを未勝利で終えた石川は「僕の方が“いっぱいいっぱい感”があった。小平さんが優勝にふさわしいプレーをした」と勝者をたたえた。1番でティーショットを左に曲げてダブルボギーをたたいたが、そこから7バーディー。正規18番は長いバーディートライがカップをなめ顔を覆ったが「入ったら奇跡だなというパット。優勝の可能性を感じさせるパットができた」と前を向いた。