男子チームは3位に終わり、3連覇を逃した。第1ステージで3位と出遅れると、第2ステージも波に乗れず、6カード中2カードで首位タイになるのが精いっぱいで連覇が途切れた。

石川遼(27)と組んで第3組に出場した今平周吾(26)は「僕が調子が悪かった。(日本シリーズJT杯が)終わって空いたし、風邪気味もあってゴルフをしていなかったのでうまくいかなかった」と反省した。

今平は、来年のマスターズ出場権となる世界ランキング50位以内を目指し、アジアツアーのインドネシア・マスターズ(13日開幕)出場に向け、10日に日本を出発する。「(試合をして)ちょっとずつ勘をつかんだ。3位以内に入らないといけない。そこを目指してやっていきたい」と力を込めた。

シニアチームが、6年ぶり3度目の優勝を果たした。

◆日立3ツアーズ選手権 国内プロゴルフの男女、シニア各ツアーの賞金ランク上位選手による団体対抗戦。各チーム6人が2人1組の3組に分かれ、9ホール(パー37)を1ステージとして合計2ステージのダブルス戦を行う。合計3ポイントを各チームで争う第1ステージは、2人のうちホールごとにスコアが良い方を採用するフォアボール方式。合計6ポイントを争う第2ステージは、1つのボールを交互に打つフォアサム方式。