日本女子プロゴルフ協会の年間表彰式「LPGAアワード」が19日、都内のホテルで行われ、申ジエ(30=韓国)が、メルセデス最優秀選手賞を受賞した。同賞を含め、メディア賞のベストショット部門、栄誉賞の3冠を達成。黒を基調としたシックなスーツで登壇し、輝くベンツのキーを受け取った申は「夢でもみなかった賞。うれしいし光栄。車が大好きなので来年は車に乗って全国に行くのが楽しみ。(服は)静かだが、キーがキラキラなのでバランスいいかな」と喜んだ。

今年は賞金女王こそ、逃したとはいえ、11月のLPGAツアーリコー杯を制し、史上初の同一年度メジャー3勝を含むツアー4勝、トップ10にも17回入るなど1年間を通して高いレベルで活躍し、充実したシーズンを過ごした。

賞金ランク1位はアン・ソンジュ(31=韓国)で、新人賞には小祝さくら(20=ニトリ)が輝いた。小祝は「来年はまずは優勝を目指してオフもしっかり頑張りたい」と気持ちを高めた。