片岡大育(30=日立キャピタル)が「人生初のインフルエンザ」にかかるも、暫定8位で発進した。

6バーディー、3ボギーの68で回り3アンダー。インスタートの17番パー3で5メートルのバーディーパットを沈めると、続く18番パー5で第3打をSWでピン側50センチにピタリ。折り返しの1番パー4では、バンカーから20ヤードのチップインバーディーを披露し、3連続バーディーと見せ場を作った。

片岡は「年明けに人生初のインフルエンザにかかってしまい、3日くらい寝込んでいました」と告白。

現在は回復しており「(日本開幕戦で4月の)東建までは時間があるので、それまではアジアンツアーや、欧州との共催試合にどんどん出たい。今年の目標は日本でしっかり成績を残すこと。アジアのシードもキープしたい」と語った。

病み上がりながら好発進したことで「ワールドランカーも出ているし、できるだけ上位にいたい。できたら勝ちたいと思っています」と目を輝かせた。

大会は第1日から雷雲接近で約3時間の中断。一時は再開となったが、日没サスペンデッドになった。