来季の米女子ゴルフツアーの出場権を得ている山口すず夏(18=東京・共立女二高)が22日、スポーツ用品メーカーのヨネックスと新規用具契約を結び、都内で行われた発表会見に出席した。同社のジュニアアカデミー出身で、幼少のころから同社のクラブを使用し、技術を磨いてきた。「今のドライバーを使うようになって飛距離が伸びた。セッティングが自分には一番合っている」と全幅の信頼を寄せる。

15年の全米女子オープンに史上最年少14歳で出場し脚光を浴びた。昨年11月には、米女子ツアーの出場権を獲得し、同12月にプロ転向と20年東京オリンピック(五輪)を目指すことを宣言。今日23日、プロ初戦となるISPSハンダ・ビックオープン(2月7日開幕、メルボルン)に向け出発する。「五輪に向けてシード権獲得と優勝を目指したい」と気合を入れた。石井理緒(19)も同社と契約した。