女子ゴルフで15年にプロテストに合格した大山亜由美さんが、16日に死去した。17日、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が発表した。25歳だった。

関係者によれば、がんで闘病生活を送っており、16日夜にLPGA会員にも報告されたという。

鹿児島市生まれ。8歳からゴルフを始め、鹿児島・樟南高を経て、4度目の挑戦で15年夏にプロテストに合格。合格した際の感想を「安心した」と表現し、プロとしての目標を「ツアーで優勝する」と記していた。

167センチの長身で、美人プロとして注目された。有名芸能事務所のオスカープロモーションと契約したことでも話題を呼んでいた。

プロ1年目の15年10月に、下部ツアーのうどん県レディースでプレーオフの末に2位。昨年3月のレギュラーツアー、Tポイント・レディース以降は、ツアー出場から遠ざかっていた。

通夜は17日午後6時から、告別式は18日正午から、鹿児島市の積善社・飛鳥会館で執り行われる。喪主は父・文明さん。