3打差3位から出た全英女王で賞金ランク3位の渋野日向子（21＝RSK山陽放送）は、7アンダーまで伸ばし後半一時首位に立ったものの、17番、18番と連続ボギー。通算5アンダーで3位につけた。
賞金ランク首位の鈴木愛は、4バーディー、2ボギーとスコアを2つ伸ばし、1アンダーまで戻し12位に浮上。同3位の申ジエは3バーディー、2ボギーの通算イーブンで17位につけている。
12年にこの大会で優勝したイ・ボミが、7バーディー、4ボギーの69で周り、通算7アンダーで首位に浮上した。ペ・ソンウが6アンダーで2位。古江彩佳が4アンダーで、首位から出たテレサ・ルーとともに4位。
第3日 アウト3367ヤード＝パー36、イン3168ヤード＝パー36
| ホール | １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| パ ー | ４ | ５ | ４ | ４ | ３ | ４ | ４ | ３ | ５ | 36 |
| 渋 野 | ・ | ・ | ・ | ・ | △ | ○ | ○ | ・ | ○ | 34 |
| 鈴 木 | ○ | ・ | ・ | ・ | ・ | ・ | ・ | ・ | ○ | 34 |
| ホール | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| パ ー | ４ | ５ | ３ | ５ | ４ | ４ | ３ | ４ | ４ | 36 |
| 渋 野 | ・ | ・ | ○ | △ | ・ | ○ | ・ | △ | △ | 37 |
| 鈴 木 | ・ | △ | △ | ○ | ○ | ・ | ・ | ・ | ・ | 36 |
※・はパー、◎はイーグル、○はバーディー、△はボギー、□はダブルボギー
◆快晴、気温12度、風はややあり。スタートホールは大ギャラリー
1番362ヤード、パー4＝パー
・1打目をドライバーでフェアウエーに。2打目は右前ピン、グリーン前エッジにショート。3打目は12ヤードをチップショット、バーディーかとギャラリーも歓声を上げる寄せでパー発進。
・鈴木の1打目はフェアウエー右に。2打目でピン横1メートルにつけると、これをきっちり決めてバーディー発進。
- 第3日 2番へ向かう渋野日向子（撮影・横山健太）
- 第3日、1番 バーディーパットを決める鈴木愛（撮影・上田博志）
2番582ヤード、パー5＝パー
・1、2打目でフェアウエーをキープ。3打目は、ピンまで約110ヤードを手前6メートルに落とす。パットは30センチショートしてパー。
・鈴木はパー。
3番412ヤード、パー4＝パー
・1打目をドライバーでフェアウエーに。2打目はグリーン前にショート。3打目、12ヤードのアプローチはピン横20センチ。お先のパー。
・鈴木はパー。
- 第3日、3番 傘をさす渋野日向子（撮影・横山健太）
- 第3日、3番 2打目を放つ渋野日向子（撮影・横山健太）
4番358ヤード、パー4＝パー
・1打目をドライバーでフェアウエーに。2打目、グリーン面が受けた手前ピンを狙い左前3・5メートルに寄せ、きっちりパー。
・鈴木はパー。
- 第3日、4番 ラインを見る渋野日向子（撮影・横山健太）
5番194ヤード、パー3＝ボギー
・1打目、奥目のピン、アイアンでピン筋に打つが、奥ラフにこぼれる。2打目、10ヤードのアプローチはミスショットで4メートルショート。入らずボギー。通算3アンダーに。
・鈴木はパー。
- 第3日、5番 ボギーでスコアを落とす渋野日向子（撮影・横山健太）
6番387ヤード、パー4＝バーディー
・1打目をドライバーでフェアウエーに。2打目、ピン手前4メートルに寄せる。入れたい距離決めて初バーディーのバウンスバック、通算4アンダーに戻した。
・鈴木はパー。
- 第3日、6番 バーディーを奪い笑顔を見せる渋野日向子（撮影・横山健太）
7番397ヤード、パー4＝バーディー
・1打目をドライバーでフェアウエーに。2打目、グリーン面が受けた手前ピンを狙い、右上に3メートルに。下り3・5メートルを流し込んで、連続バーディー。通算5アンダーとした。
・鈴木はパー。
- 第3日、7番 もぐもぐする渋野日向子（撮影・横山健太）
8番185ヤード、パー3＝パー
・1打目、ユーティリティーでピン左前8メートル。そこから2パットしてパー。
・鈴木はパー。
- 第3日、8番 パットを外し首をかしげる渋野日向子（撮影・横山健太）
9番490ヤード、パー5＝バーディー
・1打目をドライバーで右ラフに。2打目、フェアウエーウッドで花道に戻す。3打目、約40ヤードのアプローチショットはイーグルか！と思われたがカップに蹴られて30センチ、ギャラリーは大歓声、渋野はずっこける。お先のバーディー。前半を終え通算6アンダー、いい流れにのる。
・鈴木は3打目、グリーン手前のバンカーショットをピン手前1メートルに寄せる。これをきっちり決めてバーディー。
・前半を終え、賞金ランク3位の渋野は3バーディー、1ボギーと2つ伸ばした。ランク首位の鈴木も2バーディー、ノーボギーと2つ伸ばす。ランク2位の申ジエは2バーディー、1ボギーと1つ伸ばした。
- 第3日、9番、ちゅーちゅーする渋野日向子（撮影・横山健太）
- 第3日、9番 惜しくもイーグルを逃しずっこける渋野日向子（撮影・横山健太）
10番341ヤード、パー4＝パー
・1打目、フェアウエーウッドでフェアウエーキープ。2打目、カップ右2・5メートルにつけてるも入らずパー。
・鈴木はパー。
- 第3日、10番 いちごを食べる渋野日向子（撮影・横山健太）
11番485ヤード、パー5＝パー
・1打目をドライバーでフェアウエー。2打目、2オン狙い。フェアウエーウッドでグリーン右前のバンカーを越えたラフに。3打目、20ヤードのアプローチは3メートルオーバー。打ち切れずにパー。
・鈴木は、この日初ボギー。
- 第3日、11番 ショットを放つ渋野日向子（撮影・横山健太
12番140ヤード、パー3＝バーディー
1打目でピン左4メートル、これを決めてバーディー。通算7アンダー。
・鈴木は、連続ボギー。
- 第3日、12番 バーディーを決める渋野日向子（撮影・横山健太）
13番495ヤード、パー5＝ボギー
・1打目をドライバーで左の松林に打ち込む。2打目は木の間抜いて出すが、突き抜け右ラフに。3打目、手前エッジまで150ヤード、左ピン狙うも左ラフへ。13ヤードのアプローチ、強く入って5メートルオーバー。ボギーとして通算6アンダー。
・鈴木は、バーディー。
- 第3日、13番 悔しがる渋野日向子（撮影・横山健太）
14番383ヤード、パー4＝パー
1打目、フェアウエー中の小さな松林まで行かないよう、フェアウエーウッドで左ラフ。2打目、林越えのショットはピン手前9メートル。バーディーパットはカップ脇で止まるり、パー。
・鈴木は、連続バーディー。
- 第3日、14番 パットを外し悔しがる渋野日向子（撮影・横山健太）
15番413ヤード、パー4＝バーディー
・1打目をドライバーでフェアウエー。2打目をピン右前１メートルにピタリ。入れて通算７アンダー。
・鈴木はパー。
- 渋野日向子
16番171ヤード、パー3＝パー
・1打目、右奥ピン、右から林がせりだし、ドローヒッター泣かせ。ピン筋を果敢に狙って、グリーン手前ラフ。2打目、下りが入る25ヤードのアプローチは2・5メートルショート。これを入れて、ナイスパー。
・鈴木はパー。
17番317ヤード、パー4＝ボギー
・1打目、フェアウエーウッドで左松林に打ち込むと、2打目も前方に松の枝がかかる。低い球でグリーン前ラフに。アプローチは2・5メートル、パーパットは惜しくも蹴られてボギー。
・鈴木はパー。
18番423ヤード、パー4＝ボギー
・渋野は連続ボギーでフィニッシュ。
・鈴木はパー。
・3日目を終え、賞金ランク3位の渋野は5バーディー、4ボギーと1つ伸ばし、通算5アンダーとした。同首位の鈴木は4バーディー、2ーボギーと2つ伸ばし通算1アンダーに。同2位の申ジエは3バーディー、2ボギーと1つ伸ばし通算イーブンとした。
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- スタート前にリラックスした笑顔を見せる渋野日向子（右）と鈴木愛（撮影・上田博志）
- スタート前に笑顔を見せる渋野日向子（撮影・上田博志）
- スタート前にパッティング練習をする渋野日向子（左）と鈴木愛（撮影・上田博志）
- スタート前にパッティング練習をする渋野日向子（右）と鈴木愛（撮影・上田博志）
- スタート前にパッティング練習をする渋野日向子（右）と鈴木愛（撮影・上田博志）
- スタート前にパッティング練習をする渋野日向子（左）と鈴木愛（撮影・上田博志）
