全英女子オープン覇者の渋野日向子(21=RSK山陽放送)が、史上最年少での賞金女王を逃した。

優勝は通算11アンダーのペ・ソンウ(韓国)。2位に同7アンダーの渋野と、プロ転向したばかりの古江彩佳が入った。

同6アンダーの6位に黄金世代の河本結。 首位から出たイ・ボミと鈴木愛は5位。前週まで賞金ランク2位だった申ジエは7位に終わった。 賞金女王は2年ぶりに鈴木愛が輝いた。

奇跡の逆転戴冠は2パターン/渋野賞金女王への道

渋野日向子、イ・ボミ、鈴木愛ら/女子プロ最終日写真特集

最終日 アウト3367ヤード=パー36、イン3168ヤード=パー36


ホール
パ ー36
渋 野36
鈴 木35
申ジエ36


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野34
鈴 木33
申ジエ32

※・はパー、◎はイーグル、○はバーディー、△はボギー、□はダブルボギー

1番362ヤード、パー4=パー

第1打、ドライバーでフェアウェーキープ。第2打、ピン左奥約6メートルの位置に。バーディーパットは左に外れ1メートルオーバー、返しのパットを入れパー。

リコーカップ 第4日 1番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 1番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 1番、スタート前にトロフィーをこすり笑顔を見せる鈴木愛(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 1番、スタート前にトロフィーをこすり笑顔を見せる鈴木愛(撮影・横山健太)

2番582ヤード、パー5=パー

ティーショットはフェアウェーに。第2打もフェアウェー。第3打はピン奥左7メートルへ。バーディーパットはわずかに外れパー。

リコーカップ 第4日 2番、観客を引き連れ移動する渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 2番、観客を引き連れ移動する渋野日向子(撮影・横山健太)

3番412ヤード、パー4=パー

第1は右ラフ。第2打、ピン左6メートルの位置に。第3打はわずかにオーバーしパー。

リコーカップ 第4日 3番、談笑する渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 3番、談笑する渋野日向子(撮影・横山健太)

4番358ヤード、パー4=パー

ティーショットはフェアウエー右端。第2打は左奥エッジ。第3打、10ヤードのアプローチを50センチにつけパー。

リコーカップ 第4日 4番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 4番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

5番194ヤード、パー3=パー

第1打、ユーティリティーで右エッジ。第2打、18ヤードのアプローチ、80センチに寄せてパー。

リコーカップ 第4日 5番、お菓子を手に取る渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 5番、お菓子を手に取る渋野日向子(撮影・横山健太)

6番387ヤード、パー4=パー

第1打、ドライバーで右ラフ。第2打ピン奥7メートル。第3打下りが入る強いフックライン、カップ右を抜けて1メートルオーバー。返し入れてパー。

リコーカップ 第4日 6番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 6番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

7番397ヤード、パー4=パー

第1打はドライバーで右ラフ。第2打ピン右2・5メートル。第3打フックライン、カップの右に抜け、お先のパー。

リコーカップ 第4日 7番、2打目を放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 7番、2打目を放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

8番185ヤード、パー3=パー

第1打はピンまで10メートル。第2打は打ち切れず60センチショート。パー。

リコーカップ 第4日 8番、ラインを確認する渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 8番、ラインを確認する渋野日向子(撮影・横山健太)

9番490ヤード、パー5=パー

第1打はドライバーでフェアウエー右サイド。第2打、2オン狙うも高いアゴのある右手前のバンカーへ。第3打、アゴに当たり出ず。第4打、ピンまで1・5メートルの位置へ。入れてナイスパー。あまりチャンス作れず、我慢しながら全部パーにまとめる。

リコーカップ 第4日 9番、バンカーショットをミスする渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 9番、バンカーショットをミスする渋野日向子(撮影・横山健太)

10番341ヤード、パー4=パー

予報より早く雨が降りだす。第1打はFWでフェアウェーウッドでフェアウエーに。第2打はピン奥3メートルにつける。バーディーパットはカップ左に止まりパー。

リコーカップ 第4日 10番、もぐもぐする渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 10番、もぐもぐする渋野日向子(撮影・横山健太)

11番485ヤード、パー5=パー

第1打はフェアウエー右バンカーのアゴ近く。第2打、アイアンでフェアウエーに。第3打はピン左15メートルに3オン。第4打は2・5メートルオーバーしたが、返しを入れてナイスパー。

リコーカップ 第4日 11番、バンカーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 11番、バンカーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

12番140ヤード、パー3=バーディー

第1打をアイアンでピン根本に落とし50センチにつける。初バーディーで通算6アンダー。

リコーカップ 第4日 12番、バーディーを奪い笑顔を見せる渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 12番、バーディーを奪い笑顔を見せる渋野日向子(撮影・横山健太)

13番495ヤード、パー5=バーディー

第1打、1Wで右ラフ。第2打2オン狙い花道。第3打25ヤードのアプローチショットはピン左50センチ。第4打で沈め連続バーディーで通算7アンダー。

13番、ショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
13番、ショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

14番383ヤード、パー4=パー

第1打フェアウエー。第2打グリーン前ラフ。第3打12ヤードのアプローチ。第4打で沈めパー。

リコーカップ 第4日 14番、悔しがる渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 14番、悔しがる渋野日向子(撮影・横山健太)

15番413ヤード、パー4=ボギー

第1打はフェアウエー。第2打、右奥ピンを攻め奥ラフにこぼれる。第3打、7ヤードのアプローチ、1・5メートルショートする。外してボギー。通算6アンダーに後退。

リコーカップ 第4日 15番、パットを外し肩を落とす渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 15番、パットを外し肩を落とす渋野日向子(撮影・横山健太)

16番171ヤード、パー3=パー

第1打は手前ラフ。第2打ピンまで6ヤード、チップイン狙うが入らずパー。

17番317ヤード、パー4=パー

第1打はフェアウエー。第2打ピン前7メートルに。グリーン横のリーダーボードに1位10アンダーでペ・ソンウ、鈴木愛が5アンダーの5位タイと表示される。第3打のバーディーパットは入らずパー。

リコーカップ 第4日 17番、パットを外し肩を落とす渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 17番、パットを外し肩を落とす渋野日向子(撮影・横山健太)

18番423ヤード、パー4=バーディー

第1打をフェアウエーに。第2打、アイアンで左前2・5メートルに。第3打バーディーパットを沈め、笑顔で締めくくる。通算7アンダー。

リコーカップ 第4日 18番、ホールアウトする渋野日向子(撮影・横山健太)
リコーカップ 第4日 18番、ホールアウトする渋野日向子(撮影・横山健太)

渋野、超不機嫌「ぶち切れました」連続ボギー締め

鈴木愛「腹立つ部分あった」吹っ切れ6差逆転V挑む

渋野-2で3位タイ、鈴木愛10位タイ/第1日詳細

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渋野日向子Vお祝いはカップ麺「いやー、頑張った」

来季賞金シードに黄金世代11人 畑岡奈紗ら復帰