<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権>◇最終日◇14日◇米カリフォルニア州コリナ・パークGC(1568ヤード、パー54)

 女子6歳以下の部で飯島早織(未就学)が、2位に12打差で初優勝した。1番グリーンでマークした後にボールが動き、同伴競技者のキャディーをする父にクレームをつけられて競技委員を呼ぶ(無罰)スタートだったが、動揺せず持ち前の強気のゴルフを展開。16番では1、2打とミスし、グリーン手前に外したが「入れるから、ピン抜いて」とキャディーを務める父健男さんに言って、10メートルほどをチップインでパーセーブ。「得意のところだったから」と、ガッツポーズもみせた。

 飯島が4歳の時に「家族で共通の趣味を持とうということで、早織の兄、姉と家族5人でボールの買い方も分からないまま練習場に行った」(健男さん)と、ゴルフを始めた。わずか2年弱でこの部門の世界一。「友達もできて楽しかった」と、初めての世界ジュニアを満喫していた。