<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権>◇最終日◇15日◇米カリフォルニア州トレーパインズ・サウスC(7186ヤード、パー72)

 男子15-17歳の部では、時松源蔵(沖学園3年)小西健太(瀬戸内高2年)の日本チームが団体戦(2選手の合計)で優勝を飾った。時松がこの日絶好調。5番で1メートルにつけてから」3連続バーディーを奪い、安定したゴルフで最終18番パー5では2オンに成功して5つ目のバーディー。ボギーなしのラウンドでベストスコア67をマークした。3日目までV圏にいた小西はショットが乱れ、5番でダブルボギーをたたくなど77と崩れたが、時松が通算イーブンパー、小西が5オーバーで合計5オーバーとなり、2位カナダに11打差の快勝だった。

 個人では3位の時松は「序盤をうまく切り抜けた。5番から3連続で舞い上がってしまってチャンスを逃したけど、団体優勝が頭にあって自分にプレッシャーをかけたのがよかった。でも、僕は今日だけで、3日間は小西くんがやってくれたので」と笑顔をみせた。個人14位の小西は「前半は僕が助けて(笑い)最後は源ちゃんが助けてくれた。いいチームワークだったと思う」と振り返った。