<日刊アマゴルフ:関東大会>◇社会人男子神奈川予選◇29日◇レイクウッドGC西C(6684ヤード、パー72)◇出場:88人

 多くの選手が高速グリーンに手を焼く中、会社員の加藤剛士(34、推薦)が4オーバー76でトップ通過。シニアの石川重人(62、鎌倉)が1打差2位タイと奮戦した。マッチングスコアカード方式により84ストロークまでの上位45人が社会人関東大会決勝(9月12~13日、茨城・龍ケ崎CC)に進出した。

 石川がベテランらしい粘りのゴルフでベストシニアに輝いた。「普段と違ってグリーンがめちゃ早かった」と驚きながら、「拾って拾う」プレーで、2バーディー5ボギー1ダブルボギーにまとめた。東海大2年の長男・松飛人(まつひと)君(20)と2代で鎌倉CCのクラブチャンピオンに輝く親子鷹。レッスンプロ日本一の呼び声も高い、元巨人・桑田真澄氏の弟・泉氏に2人そろって師事し、成果を上げているという。この日も同氏の「パターが(ゴルフ)全体の40%」という言葉を肝に銘じ、「神経を使った」結果、首位に1打差という成績につなげた。【上位成績】1位

 加藤剛士

 76(40、36)2位

 石川重人

 77(37、40)同

 

 田川美道(51、カレドニアン)

 77(36、41)<主催>日刊スポーツ新聞社<後援>日本ゴルフ協会、関東ゴルフ連盟、日本パブリックゴルフ協会<協賛>ブリヂストンスポーツ<協力>レイクウッドGC