<男子ゴルフ:パナソニックオープン>◇2日目◇23日◇滋賀・琵琶湖CC(7005ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 丸山大輔(40=アイテック)と宮本勝昌(39=ハートンホテル)のアラフォー2人が、通算5アンダーで首位に4打差5位の日本人トップで予選を通過した。

 丸山は「ラフにつかまって、苦しい。思うようにいかず、18ホールが長かった」とこぼす。しかし、09年大会優勝者。コースが毎年違うとはいえ、狭いフェアウエーに深いラフという難セッティングが恒例の大会だ。「難しい分、いい緊張感でできる、というのはあります」と話した。

 宮本は「きょうは風が強くて気になった。昨日より『難しくなってきたねえ』と話しながらのプレーでした」。師匠の芹沢信雄は予選落ちしたが、同門の兄弟子藤田は6位と好位置につける。「(開幕前日の)水曜日にみんなで練習場に行った。師匠の教えにこたえられる、勉強のできない子みたいに、居残り練習していました」。“一門”の結束力で、Vをうかがう。