<男子ゴルフ:三井住友VISA太平洋マスターズ>◇2日目◇11日◇静岡・太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)

 2日目の第2ラウンドが中止ではなく、サスペンデッド(順延)になったことについて、大雨の中でスタートした選手たちなどから反発が起きた。選手たちは公平を期して、全員が一から始める中止を求める声が多かった。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の小山俊一ツアーディレクターは急きょ会見を開き、サスペンデッドにした理由を説明。「一度ストロークした打数はカウントされることを原則」とのトーナメント規定にのっとった裁定であることを強調した。宮本勝昌選手会長(39=ハートンホテル)は「規定に従うのは選手の立場だが、もう少し説明をしてほしかった」と話した。