東北福祉大2年の松山英樹(20)が、2つ目の海外メジャー出場を目指す。3月1日にタイ・アマタスプリングCCで開幕する全英オープンアジア最終予選に向け、29日に会場で最終調整。灼熱(しゃくねつ)の太陽のもと、大学の先輩にあたる宮里優作、岩田寛とともに、18ホールを回った。

 ティーショットが、ややばらついたこともあり、終了後には練習場に向かい、日没でスタッフに終了をうながされるまで150球以上、打ち込んだ。「調子はよくないけど、練習をしてだいぶ良くなった。ティーショットのフェアウエーキープと、バーディーを取るためにパットが大事になる」と本番を見据えた。

 本大会出場のためには、74人中4位に入る必要がある。2日間の短期決戦ということもあり「明日のコースコンディションやピンポジションが分からないので、目標は立てにくいけど、2日で10バーディーは取りたいです」と攻めの姿勢をみせた。