<男子ゴルフ:全米オープン日本最終予選>◇21日◇静岡・レイク浜松CC(7030ヤード、パー72)◇36ホール・ストロークプレー

 高山忠洋(34=法仙坊GC)が、粘りのゴルフで6年ぶり2回目の全米切符を獲得した。6アンダーで迎えた36ホール目の18番パー4では、微妙な1・5メートルのパットを沈めてパーセーブ。5人によるプレーオフでは、1ホール目でパーを取って藤田とともに抜け出した。「長かったです。プレーオフだけは避けようと思ってたけど…」と苦笑い。初出場した06年の全米オープンは左手首痛に悩まされて予選落ちしただけに「今度は4日間プレーしたい。まず予選通過して、世界ランクが上の有名な選手と回って、自分のレベルを上げたい」と目を輝かせた。