<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権>◇初日◇10日◇米カリフォルニア州サンディエゴ周辺11コース◇男女各6部門

 9-10歳の部女子で、八木涼風(大阪・箕面自由学園小5年)と野村玲緒奈(大阪・追手門学院小5年)が、ともに2オーバー58で首位に4打差の4位につけた。

 マクドナルドカップ1位の八木は1番で右のバンカーに入れ「やばいと思った」というが、第2打をピンに当てるスーパーショットでパー発進。「2メートルぐらいのチャンスが2回あったけど、パターが入らなかった」と振り返ったが、最終18番で27ヤードを直接入れるチップインで、今大会初バーディーを奪った。

 野村は1番で、いきなりバンカーに入れるダブルボギースタート。それでも3バーディーを取り返すなど「パターがよかった」と、八木とは逆のゴルフで粘りを見せた。「1番は緊張してしまいました。試合も、雰囲気も楽しかった」と笑顔ものぞいた。2人は「明日はパープレーで回りたい」と口をそろえていた。