男子ゴルフのことしの最終世界ランキングが17日に発表され、日本ツアーの賞金王、43歳の藤田寛之が43位を維持し、50位以内に与えられるメジャー開幕戦、マスターズ(来年4月11日~14日・米オーガスタ)の出場権を得た。

 石川遼は前週と同じ75位にとどまり、この時点での出場権を得られなかった。5年連続出場へ、マスターズの前週に発表されるランク50位に入るか、本格参戦する米ツアーでの優勝を目指す。

 ランキング1位は米、欧州両ツアーの賞金王のロリー・マキロイ(英国)で、昨年末1位のルーク・ドナルド(英国)が2位。タイガー・ウッズ(米国)が昨年末の23位から3位に食い込んだ。ほかの日本勢は谷口徹が77位、小田孔明が100位、池田勇太が102位、武藤俊憲は103位、藤本佳則が124位、アマチュアの松山英樹(東北福祉大)が127位だった。