<女子ゴルフ:ヨコハマタイヤ・プロギア・レディース>◇第2日◇16日◇高知・土佐CC(6232ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1440万円)

 今大会の冠スポンサーのプロギアと総合用具契約をする“ホステスプロ”の原江里菜(25=NEC)が6バーディー、ボギーなしの66の好スコアで通算7アンダーとし、2位に浮上した。08年の「NEC軽井沢72ゴルフ」以来、5年ぶりの優勝を目指す。

 東北福祉大在学中の08年に「NEC軽井沢」で54ホールの日本人記録の21アンダーで初優勝した原だが、09年中盤からスランプに陥り、10、11年はシード権を逃した。昨年からスイング改造やメンタルトレに取り組み、シード権を奪回。13年シーズンに復活をかけている。この日はパット好調で6バーディーを奪い、「ボールに引いてある青い線を見て、緊張感を取ってます」と好調の秘密も披露。ホステスプロだけに大会パンフレットには「優勝します」と書いてある。原は「あれは言わされました。でも今、『優勝する』と言います」とあらためてV宣言した。