<米男子ゴルフ:ジョンディア・クラシック>◇第1日◇11日◇イリノイ州シルビス、TPCディアラン(パー71)

 石川遼は68で回り、首位と4打差の26位と上々のスタートを切った。

 日本を含めて3週連続予選落ちと苦戦が続く石川に、復調の兆しが見えた。ショット、パットともに好調で、奪ったバーディーは6つ。「アイアンの距離感が良く、狙ったところに打てている感じがする」と満足そうに話した。

 前週まで精度を欠いた短いアイアンショットが改善した。パー3の12番で第1打を1・2メートルにつけてバーディーを奪い、折り返した1番(パー4)の第2打はピンを直撃した。「先週の反省点だったのでしっかり練習した。いかにまっすぐ打ち出すかなどを意識した」と説明した。

 第2ラウンドは、この日3ボギー(2バーディー)と苦しんだアウトから回る。「できれば前半から伸ばしたい」と積極的で「6個以上バーディーが取れるようにやりたい」と宣言した。