<男子ゴルフ:全英オープン>◇第3日◇20日◇英国・ガレーン◇ミュアフィールド・リンクス(7192ヤード、パー71)

 全英オープン選手権を主催するR&Aは、松山英樹が第3ラウンドの17番でスロープレーによる1罰打を科された件で記者会見し、リックマン競技委員長は問題となった第2打について、松山に打つ時間を十分与えたとして「ペナルティーは適切だ」と語った。

 R&Aはホールごとにプレーの制限時間を定め、1組2人の決勝ラウンドは合計3時間41分。予定より遅い組は1打ごとの時間を計測する。松山の組は途中で15分遅れて計測対象となった。1打の時間は基本的に先に打つ選手が最長50秒で後に打つ選手が40秒。15番で松山のパットが1分12秒かかったため警告した。17番の第2打は2分12秒かかり、2度目の警告で規定により罰した。状況は日本人のオブザーバーを通して松山に説明したという。