米男子ツアーのウィンダム選手権(15日開幕)に向け、石川遼(21=CASIO)と松山英樹(21=東北福祉大)が13日、米ノースカロライナ州グリーンズボロのセッジフィールドCC(7127ヤード、パー70)で練習ラウンドを行った。ともに出場する際は、7月下旬のカナダオープンから3戦連続で一緒に回っており、ラウンド中は談笑するなどリラックスムードも漂った。

 来季シード圏内に届いていない石川は、事実上の最終戦となる今大会で「5位以上」などの好成績を残さないと、下部ツアーの“入れ替え戦”に回らねばならない。崖っぷちの立場だが「今、シードを考えるのは現実的にどうか、と思う。まずは予選通過、そして優勝争いを目指すよう、今まで通りにやりたい」と話した。

 一方、先週の全米プロで来季米シードを確実にした松山も「まだ今週が終わらないと確定じゃない。しっかり予選通過したい」と気を緩める気配はなかった。