男子ゴルフの日本代表、谷原秀人(35=フリー)と石川遼(22=CASIO)が19日、オーストラリア・ロイヤルメルボルンGCで開幕するゴルフW杯に向け、会場で調整をした。

 先週の国内ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズで優勝後、その日のうちに現地へ向かう便に乗り込んでいた谷原は、早朝から18ホールの練習ラウンド。「とてもトリッキーなコース。ティーショットの落としどころが見えないホールがかなりある」と話した。それでもフェアウエーを外したのは1回だけと、優勝した先週以上のショットの好調ぶりをみせていた。

 石川は午前中にメルボルンに到着。ラウンドはせず、ショット、アプローチ、パットの練習のみで切り上げた。この会場では11年に世界選抜の一員として、米国選抜との対抗戦プレジデンツ杯に出場した。その翌年にマスターズを制覇したB・ワトソン相手にシングルスで圧勝した際の、世界選抜を応援する大観衆の熱狂ぶりを思い返し「自然とテンションが上がりますね」と笑顔をみせた。