<海外男子ゴルフ:W杯>◇第1日◇21日◇オーストラリア・ロイヤルメルボルンGC(7046ヤード、パー71)

 日本代表の谷原秀人(35=フリー)は、得意のパットで“鉄板グリーン”を攻略した。

 強風で乾燥し、海外メジャーの全英オープン選手権クラスの硬さに仕上がったグリーンに手を焼き、ピンにショットが絡まなかった。しかし7番パー4では、フェアウエーから15ヤード以上のパットを直接沈めてバーディー。8番パー4では5メートルを沈めてパーセーブするなど、パターでリズムをつくって浮上した。

 15番パー5でも7メートルを決めてバーディー。この時点でトップ10圏内の1アンダーまで浮上した。16番パー4で痛恨のダブルボギーをたたき、最終的に72の21位としたが「上々でしょ。よくガマンできた。明日も硬いグリーンを手前から、手前からと丁寧に攻めていきたい」と話した。