男子ゴルフの松山英樹(21=LEXUS)が3日、米ツアー参戦のための渡米を前に羽田空港で会見し、全日本空輸(ANA)とスポンサー契約したことを正式に発表した。今後、日米の移動などでバックアップを受ける。

 ANAの西村健常務取締役執行役員は松山について「グローバル。ひたむきな努力と挑戦。なにより結果を出すというところにほれた」。今年は米ツアーを主戦場とする松山をサポートし、「最高のコンディションで戦い、ゴルフに集中していただきたい」などと話した。

 昨年はプロ1年目で賞金王になりながら、終盤は左手の故障に苦しんだ松山は新シーズンに向けて、「やはり体調管理が大事。目標はまずシード権獲得と、アメリカで優勝すること」と決意を述べた。

 また、先月27日には4月のマスターズの招待状が届いたことも披露した。今年初戦は9日開幕の米ツアー、ソニー・オープン(ハワイ)となる。