男子ゴルフの重永亜斗夢(25=ホームテック)が19日、都内で「IBDを理解する日」疾患啓発イベントにタレントの山田まりや(34)らとともに出席した。IBDとは炎症性腸疾患のことで、重永は昨年夏にIBDの1つである潰瘍性大腸炎の診断を受けている。

 重永は当時を「初めてでびっくりした。治療法も確立されておらず、『(病気と)つきあっていくしかない』ということだった。薬をのんだり、食事に気をつけているが、試合(ツアー)中は外食が多いのでバランスは悪い」などと振り返った。試合の際は朝食を控えめにするなど、気を使っているという。同時にこの疾患について「言ってもなかなか理解してもらえない」と、認知度の低さを訴え、理解を求めていた。