<米男子ゴルフ:トラベラーズ選手権>◇第2日◇20日◇コネティカット州クロムウェル、TPCリバーハイランズ(パー70)

 石川遼はティーショットが左右にぶれて安定せず、無念の予選落ち。「自分のスイングができなかった。見失ってしまった感じで、練習場でも試行錯誤という状態。球がどこにいくか分からない。日本に帰っていい練習をして、少し時間を置いて(米国に)戻ってくる」と不調を嘆いた。

 パー4の9番で13メートルのパットをねじ込んでバーディーを奪うなど、前半は1つ伸ばした。だが13番で前日に続いて池に入れるなど、後半だけで6ボギー。「1番のティーショットからイメージが湧いていなかった。今は一打一打が自分の中に良いものとして蓄積されてこない状態」と悩みを吐露した。

 今後1カ月ほど日本に戻る予定。「もっとスケールの大きなプレーをしたい」と復調を期した。