<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニア選手権>◇第1日◇13-14歳男子◇15日◇米カリフォルニア州モーガン・ランR&C(6455ヤード、パー71)

 杉原大河(徳島・南部中3年)が、6度目の世界ジュニア挑戦で首位発進した。

 スタートの1番で右4メートルを沈めるバーディーでリズムに乗った。6番パー5では左に曲げたが木の下からうまく脱出してバーディーにするなど、7バーディーの荒稼ぎで、64をたたき出した。「日本アマの時も調子が良くて(29位)、うまくかみ合えばいいスコアは出ると思った」と胸を張った。

 練習ラウンドでも67を2度マーク。昨年は優勝争いに絡めず8位に終わったコースで、今年はリベンジを果たした。過去6回出場してすべてトップ10入りし、一昨年は1打差2位など、世界一にあと1歩と迫りながらも悔しい思いをしてきた。「明日からは今日みたいにうまくいかないかも。出来るだけスコアを出したい。(青山)晃大くんや石坂くんも迫ってくると思うので、追いつけないようにやりたい」と、気合を入れていた。