<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニア選手権>◇第2日◇16日◇15-17歳女子◇米カリフォルニア州トーリーパインズGC北C(6229ヤード、パー72)

 首位スタートの永井花奈(東京・日出高2年)は3打差3位に後退した。

 インスタートで「10番から13番が嫌いで、イーブンならいいと思った」という苦手ホールの1つ、11番でボギーが先行。17番でグリーンオーバーで2つ目のボギーと崩れかけた。18番で2メートルについて取り返したのをきっかけに、後半は3バーディー。首位は明け渡したものの、踏みとどまった。

 「風の読み間違いがあった。もう落とせないし、ポイントはロングでとってショートで落とさないこと。3日目は少なくとも4つバーディーはとりたい」と話した。

 ジワリと浮上したのが、日本女子アマ覇者の蛭田みな美(福島・学法石川高2年)。前夜は選手団みんなに17歳の誕生日祝いをしてもらい、気分よくスタート。「ショットの振り抜きが気持ちよくなかった」というが、前半に3バーディーなど、悪いなりにスコアを伸ばし、結局通算4アンダーでフィニッシュ。「きょうは3パット2回が余計でした。伸ばしていかないと勝てないので、冷静な判断をしながら攻めていきたい」と、首位と5打差にも優勝を意識してきた。