<女子ゴルフ:国・地域別対抗戦インターナショナル・クラウン>◇第2日◇25日◇米メリーランド州オウイングズミルズ、ケイブズバレーGC

 1次リーグB組の日本はオーストラリアに1勝1分けで3点を加え、通算6得点でB組首位を維持した。

 宮里美香、比嘉真美子組が3アンド2で勝って2点、宮里藍、横峯さくら組は劣勢の展開から引き分けに持ち込んで1点を獲得した。

 B組2位は4点の韓国。A組は台湾が5点で首位に立ち、この日2勝で4得点を挙げた米国が2位に上がった。

 大会は1チーム4人制で8チームが参加。1次リーグは2組に分かれ、2人一組でホールごとにいい方のスコアを採用するフォアボールで総当たりする。各組2位までと3位のうち1チームが最終日のシングルスに進む。

 宮里藍のコメント。

 「6ダウンからの巻き返しは信じられない。もう(引き分けも)ないと思っていた。さくらが17番でバーディーを入れてくれた時は大声で叫んでしまった。チームワークが良いので3日目以降もみんなで乗り切れると思う」。

 横峯さくらのコメント。

 「16番で藍ちゃんがバーディーを決めて流れをつくってくれた。17番で私のバーディーパットが入ったのは本当にラッキーだった。最後まで諦めなくてよかった」。

 宮里美香のコメント。

 「前日は引き分けた悔しさがあったので、どうしても勝ちたいという気持ちが強かった。真美子は飛距離があるから、私が第2打で先につけた。(第3日の)韓国戦は相手に不足はない。もうやるしかないので、全力で戦う」。

 比嘉真美子のコメント。

 「ほどよい緊張感でプレーができた。4番からの3ホールでいい流れがつかめた。日本はチームとしてプラスアルファの部分で大きな力を持っていると思う。残り2日も精いっぱいやる」。