<女子ゴルフ:国・地域別対抗戦第1回インターナショナル・クラウン>◇最終日◇27日◇米メリーランド州オウイングズミルズ、ケイブズバレーGC

 決勝に進んだ5チーム20選手によるシングルス10試合が行われ、1次リーグ首位の日本は1勝3敗で2点しか獲得できず、通算10点で韓国と並び3位に終わった。4勝したスペインが15点で優勝し、賞金40万ドル(約4000万円)を獲得。

 日本は宮里美香がO・サタヤ(タイ)に3アンド1で勝ったが、横峯さくらは柳簫然(韓国)に1ダウン、比嘉真美子はアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)に3アンド2、宮里藍はアサハラ・ムニョス(スペイン)に2アンド1で敗れた。11点のスウェーデンが2位となった。

 宮里藍の話「びっくりするほど悔しい。昨日までの流れもあったので、逆にプレッシャーにならないようにと思っていた。それぞれがいい状態だったので勝てた試合だったと思う。国を代表してやれることにすごく幸せを感じながら1週間を過ごせた」。

 宮里美香の話「勝ちたい気持ちがすごく強く、それがショットに届いてボールがちゃんと言うことを聞いてくれた。強い気持ちを持てばいいゴルフにつながると思った。ウエアに国旗が入っているので重圧のある戦いだった」。

 横峯さくらの話「すごく残念で、すごく悔しい。(韓国の応援が多く)アウェー感の中で、しっかり受け止めてプレーしたけど、やっぱりちょっと腹が立った。でも相手がすごくいいプレーをした。この4人で戦うことができて、すごく収穫のある4日間になった」。