＜アマゴルフ：日本ジュニア選手権＞◇初日◇２０日◇埼玉・霞ケ関ＣＣ（男子＝西Ｃ、７０５３ヤード、パー７１、女子＝東Ｃ、６４６１ヤード、パー７２）

　女子１５～１７歳の部で勝みなみ（１６＝鹿児島高１年）は７バーディー、３ボギーの４アンダー６８で回り、首位に１打差の２位と好発進した。首位は６７の畑岡奈紗（１５＝茨城・翔洋学園１年）。勝と同じ１打差２位にやはり日本代表の岡山絵里（１８＝大阪商大高３年）がつける。

　勝は前日から不安を抱えていたドライバーショットは１番では右へ、２番では左へと安定せずに連続ボギー発進。それでも４番パー３の２メートルを口火にバーディーチャンスではパットが決まり、「なんとかスコアがまとまった」と振り返る。「久しぶりに自分をほめてあげたい」と笑顔で話した。

　後半は同組の永井花奈（東京・日出高２年）と「フェアウエーキープ勝負」をやって緊張感を高めた。勝負はセミラフ込みで４対５で敗れたが、「明日は勝てるように」と自分を鼓舞する。

　９月世界アマチーム選手権（長野）の日本代表で、その世界舞台に向けても、現在の課題はフェアウエーキープ。「３日間で徐々に上げていければいい」。もちろん初の「ジュニア日本一」のタイトル獲得となれば、絶好の弾みとなるはずだ。