米男子ゴルフのプレーオフ第2戦、ドイツ銀行選手権に出場する石川遼と松山英樹が開幕を翌日に控えた28日、会場となる米マサチューセッツ州ノートンのTPCボストン(パー71)で最終調整し、27日は体調不良で早めに切り上げた石川は「もう大丈夫」と元気にショット、パットの練習に時間をかけた。宿舎で計13時間睡眠を取って回復したそうで「試合の準備という意味で影響はない」と言い切った。

 一昨年の優勝スコアが通算20アンダー、昨年は22アンダーで伸ばし合いが予想される。石川は「すごく難しい我慢が必要なホールと、距離が短くてアタックが必要なところと、めりはりが必要」と戦略を描いた。プロアマ戦に出場した松山は「パットが入らないといけない。そう簡単にバーディーが取れるのかなと思う」と慎重な姿勢を崩さなかった。