今季のゴルフ国内メジャー第2戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は11日、兵庫・美奈木GC(6645ヤード、パー72)で開幕する。

 10日には主催の日本女子プロゴルフ協会が会見。女子プロ日本一決定戦を前に、大会実行委員長の入江由香(45)とコースセッティングアドバイザーの岡本綾子(63)はあらためて「予想優勝スコア15アンダー、予選通過ライン5オーバー」と語った。

 今大会の設定はフェアウエー(FW)幅は20~30ヤード、25ミリのセミラフに、ラフの長さは80~100ミリ。グリーンの硬さについては、複数の選手の声を総合すると、それほど硬くはなく、フェアウエーからのショットならグリーンは止まる。小林浩美会長(51)は「FWにちゃんと打てるか、ラフに入れてしまうか。調子の善しあしがそのまま出るセッティング」という。

 昨年大会優勝者で賞金ランク1位のイ・ボミ(26)は「私は、15アンダーは無理と思う。優勝スコアは12アンダーぐらいでは」。賞金ランク3位の成田美寿々(21=オンワードホールディングス)は「15アンダーが出るビジョンがわかない。1日2アンダーでオマケ2つの10アンダーぐらいでは」と話した。