男子ゴルフツアーのトップ杯東海クラシックは、2日、愛知・三好CC西Cで開幕する。

 1日はプロアマ戦が行われ、先週のアジアパシフィック・ダイヤモンド杯で今季3勝目(ツアー通算18勝)を挙げた藤田寛之(45=葛城GC)が、2週連続優勝へ最終調整した。

 「2週連続は初めて?

 知らなかった。出来たらうれしいですね」とニッコリ。先週は首位に4打差からの逆転優勝の激闘だった。疲れが心配されるが「優勝したから、いい感じの疲れです」。プロアマ戦で1ラウンドして、表彰式に出たあとも、練習グリーンで夕方遅くまでパッティングをして本番に備えた。

 現在獲得賞金は約8300万円でランク1位。今大会で優勝(賞金2200万円)すれば、1億円の大台に乗り、2年ぶりの賞金王の足固めになる。

 「いや、それはまだ考えない。残り3試合くらいになってから。それまでは、いかに今の調子を落とさないで戦うかです」といつもながら、淡々と語っていた。