<米男子ゴルフ:シュライナーズホスピタル・オープン>◇最終日◇19日◇ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン(パー71)

 前半はパットが決まらず2ボギーで順位を落とした石川遼。後半は「パットが駄目ならショットでバーディーを奪おう」と気持ちを切り替え、実践してみせた。

 10番のバーディーパットは90センチ。短いパー4の15番は1オン、パー5の16番は2オンに成功した。17番(パー3)はグリーンの右からの傾斜をうまく使ってカップまで10センチにボールを寄せ、18番(パー4)の第2打もピン上1メートルにぴたり。4連続バーディーで大会を締めくくり「結果以上に内容には手応えを感じている。ショットが良いので先が明るい」と晴れやかな表情だった。