米男子ゴルフツアーのCIMBクラシックは30日、開幕する。

 松山英樹と石川遼は29日、会場のクアラルンプール・クラブで最終調整した。日差しが強く蒸し暑い中、プロアマ戦で18ホールをラウンドした松山は「優勝を目指すには1日3、4アンダー以上。それに向けてやっていければ。ティーショットが鍵になる」と意気込んだ。

 前週は日本での休養に充てたこともあり、出だしはショットの乱れもあったが、徐々に安定していった。「(感覚が)すぐに戻るほど練習はしていない。これから試合をやっていく中でつかんでいければいい」と口にした。

 松山より後にスタートした石川は、雷が鳴るなど悪天候に見舞われたため、2ホールしか回れなかった。「残念。ホテルの部屋で、しっかりできることを調整して備えたい」と切り替えた。今大会は腰や足の負担を考慮し、以前より軽い靴に新調して臨む。「練習では使ったが、試合になってみないと分からないこともある。初日をやってみてという感じ」と話した。