米女子ゴルフツアー、台湾選手権開幕前日の29日、会場となる台湾北部の美麗華クラブで各選手が調整した。主催者推薦で出場する宮里藍は「湿った風に特徴があり(地元の)沖縄よりも強い」とコースの印象を語った。

 ミズノ・クラシック(11月7~9日・三重県)までのアジア開催6試合は今季の獲得賞金上位選手しか出場できず、宮里藍は本来なら権利がなかった。米ツアーの大会は約1カ月ぶりで「特に好きな試合に出させてもらえてうれしい」と貴重なチャンスに感謝した。

 上原彩子は年間ポイントで現在66位につけ、上位72人による最終戦のCMEツアー選手権(11月20~23日・米フロリダ州ネープルズ)の出場圏内にいる。「最後の一大イベントに出られるチャンス。しっかり結果を残したい」と上位進出を見据えた。今大会には野村敏京も出場する。