女子ゴルフの今季最終戦で、国内四大大会のLPGAツアー選手権リコー杯開幕前日の26日、大会史上初めてアマチュアで出場する鹿児島高1年の勝みなみらが、会場の宮崎CC(6428ヤード、パー72)で最終調整した。

 勝は疲労から右膝に痛みがあるというが「攻めのゴルフをして楽しくできたらいい」と意気込んだ。

 来季に向け、初のシード権を獲得している宮崎・日章学園高出身の香妻琴乃は「目標は優勝」と言い切った。

 すでに賞金女王が確定しているアン・ソンジュ(韓国)は、優勝すれば2009年に横峯さくらが獲得した年間獲得賞金最高額の1億7501万6384円を上回る。

 また、通算6オーバーまでで回れば、12年の全美貞(韓国)の70・1788を抜き、年間最少平均ストローク記録となる。

 通算8アンダー以上なら、史上初の年間平均ストローク60台を達成するが「記録のことは気にしない」と自然体を強調した。

 前週優勝の横峯は、12月の米ツアー最終予選会に備えるため、出場しない。