<男子ゴルフ:カシオ・ワールドオープン>◇第2日◇28日◇高知・Kochi黒潮CC(7315ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 石川遼(23=CASIO)はノーボギーも2バーディーにとどまり、70と伸ばせず通算5アンダー139の21位に後退した。

 スタートの1番パー4でバーディー発進。5番パー5でもバーディーを挙げ、この時点で首位と1打差まで迫った。

 しかしこの後は、まったくパットが決まらなかった。パーオン失敗は後半15番のみ。大半のホールでバーディーチャンスにつけたが、パットはカップをかすめてはずれたり、ひと転がり足りなかったりと、惜しくも外れ続けた。

 パターの打ちミスはほぼなかっただけに「こんなにラインを読むのが難しいコースだったかなという感じ」とガックリ。「雨が多かったせいか砂がグリーン表面に浮いていて、下りのパットは転がりが非常に不安定で、ラインに乗せるのが難しかった」と振り返った。