<海外男子ゴルフ:タイ選手権>◇最終日◇14日◇バンコク郊外、アマタスプリングCC(パー72)

 片岡大育と市原弘大がともに71で回って通算1オーバーの289で16位となった。バッバ・ワトソン(米国)ら世界の強豪が出場した大会で、日本勢の最上位と健闘した。

 26歳の片岡は、不調だったショットの改良に成功。次週の試合で、日本ツアーに続いてアジアでのシード獲得を狙う。「難しいコースでも1アンダーで回れた。チャンスをつかむだけ」と明るい表情だった。

 32歳の市原はパットが好調。昨季までは長いパターを使っていたが、今季から短いものにし「1年間を通して、しっかりとプレーできたのは収穫」と白い歯をのぞかせた。