日本プロゴルフ殿堂は16日、米女子ツアーで1987年に賞金女王になった岡本綾子さん(63)、男子で国内通算57勝(73年ツアー制度施行後28勝)の故杉原輝雄氏ら、殿堂に加わる顕彰者4人を発表した。殿堂入りの式典を来年2月に開催する。

 岡本さんは米女子ツアー17勝、国内通算44勝を挙げ、2005年には世界ゴルフ殿堂入りを果たした。杉原氏は06年のつるやオープンで68歳311日の男子ツアー最年長予選通過記録をつくったことも選考理由の1つに挙げられた。

 50~60年代に活躍し、64年から3年連続でメジャーのマスターズ・トーナメントに出場した石井朝夫氏(91)、マスターズ6年連続出場の実績を持ち、テレビのレッスン番組や著書「近代ゴルフ」で知られる台湾出身の陳清波氏(83)も選ばれた。